デザイン哲学
DESIGN PHILOSOPHY

デザイン哲学

The space between sea and garden

PHILOSOPHY

庭は「足す」ことより、「引く」ことでつくられる。
海の記憶を留める余白のデザイン。

海に面した木のデッキ

間(ま)をデザインする

日本庭園の美意識の核にあるのは「間」——何もない空間が生む緊張と静寂です。私たちはこの考え方を海辺の景観に応用し、建物と海のあいだに意図的な余白をつくります。

過剰な植栽や装飾を避け、石・砂・水・緑を最小限の要素に絞ることで、潮の音や風の動き、光の変化そのものが庭の主役になるよう設計します。

01

地形に従う

崖、傾斜、海からの距離——与えられた地形を活かし、人工的に平坦化しすぎないことを原則とします。

02

海に呼応する植栽

ジュニパー、クロマツ、ハマナスなど、潮風と乾いた砂地に自生する植物を中心に選定します。

03

四季と潮の移ろい

満ち引き、季節風、陽の傾き——変化を遮らず、むしろ庭の体験として取り込みます。

04

素材の経年変化

木材や石材は、潮風にさらされて変化することを前提に選び、経年美を楽しめる庭を設計します。

05

視線のコントロール

塀、垂木、植栽の高さで視線を操り、海の見え方に奥行きとドラマをつくります。

06

持続可能な庭

過度な灌水や薬剤に依存しない、海辺の生態系と共生する庭づくりを目指します。

枯山水と海

私たちが設計するのは、庭そのものではなく、庭で過ごす「時間」です。

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